実際に治療する場合には、体を温めるか冷ますか・補うか・綺麗に掃除するか、また掃除するのであれば、肌・尿・便のどこを通じて老廃物を外へ出すのかといった治療原則を正確に決めなければなりません。 さらに、病気というものは単純ではなく大抵幾つかの病理状態が絡み合った複雑な状態が多いですから、治療においてもこの複雑な病理状態に応じて幾つかの治療方法を同時に行うことになります。その中で体のバランスをどううまくとるかが、治療の効果にも深くかかわってきます。
正しい治療と予防をするには、三大要素を把握した上で、さまざまな薬をその性質と効能を活かして正確且つ微妙な配合で組み合わせること(処方という)が必要です。そしてひとり一人にピッタリ合う処方と薬を調合する技術こそ、中医薬学の妙といえるでしょう。